娘のこれまで(登校しぶりが始まる)

行方不明事件の後、担任の先生から娘のことで電話がかかってくることが増えました。

娘は学校で消しゴムをよく失くすので、お友達から借りることが多くあったようですが、返すのを忘れてしまったり、配られたプリントを持ち帰らなかったりするので、先生が娘のお道具箱を出して確認すると、借りた消しゴムや配ったプリントなどが乱雑に突っ込まれていたということがしばしばありました。ほかにも、授業中ボーっとしていて、移動教室に遅れる・・・など、週に1~2回は先生から電話で連絡があったように思います。

家でも片付けが出来なかったり、持ち物を頻繁に失くしたりすることが多かったので、「もしかして、これが噂のADHDというものでは・・・?」と私もだんだんと娘の特徴が気になるようになって、病院を受診することを考え始めました。そしてちょうどその頃に2回目のPTAがあったので、担任に「もしかすると娘にはADHDがあるかも知れないので、近々、発達を診てくれる病院を探して診察を受けてみようと思っています。」と伝えました。
すると、先生は
「親御さんの方からそう言ってもらえると助かります。こちらからは“発達障害がありそうなので受診してください”とは中々言えませんので。もうどちらの病院にかかるか決められていますか?学校から紹介することもできますけどいかがでしょう?」
と待ってましたと言わんばかりに受診を勧めて来ました。

担任から娘が発達障害児と思われていたことに、少なからずショックを受けたものの、娘が早く受診できるなら、学校から紹介をしてもらった方が良いかなと思って、紹介をお願いすることにしました。すぐに学校の心理士の先生が病院へ連絡を入れてくださいましたが、それでも予約が取れたのは2か月先の日にち。それでも、ひとまず、病院の予約も取れたことだし・・と私はほっとしていました。(学校を経由しても2か月待ちですから、私が自分で予約を入れようと思ったら半年近く待つことになっていたかもしれません。)

しかし、それからすぐに娘は学校に行くのを嫌がるようになりました。
娘はいじめを受けるようになっていたのです。

いじめのきっかけはほんの些細なことでした。大勢の友達を作りたがっていた娘は、入学してすぐに上級生の子とも仲良くなり、家に連れて来て遊ぶようになりました。ある日、娘が連れてきたお友達の中に2年生の子がいたのですが、ちょうど学校でかけ算九九を習っていたんでしょうか、2年生の子を中心にして九九当てゲームが始まりました。
そんな子ども達の様子をそっと伺っていたら、なんと、娘もゲームに参加し始めたんです。かけ算を習い始めたばかりの2年生に対して、娘は「あっ!それ私わかるよ!おぼえてるもん!」と娘は九九を唱え始めました。まだ学校ではたし算しか習っていないはずの娘がかけ算が出来ることを知って、私も内心「えっ?!」と驚きました。でも、その時私は、娘がなぜかけ算九九を知っているのかを気にする余裕はありませんでした。周りの子たちの顔色がサーッと変わっていくのを見てしまったのです。

そんな空気を察していない娘は、自分のおもちゃを引っ張り出し、「これを使ったらすぐ覚えられるよ!」と言いながら2年生の子に見せ始めました。
(初節句の時に親戚からいただいた知育おもちゃなのですが、娘は勝手に開封して遊んでいたみたいです。)

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使い方を懇切丁寧に説明する娘を、上級生の子達は明らかに面白くなさそうな表情で見ています。娘は純粋に親切心でやっていることなんでしょうけど、上級生からすれば、恥をかかされた感じになるわけですから、腹が立つのは当然です。

結局、この出来事を境に娘は上級生からいじめられるようになり、7月頃から「学校に行きたくない」と言い出しました。
しかし、この時の登校しぶりの原因は、子どもからのいじめだけではありませんでした。
「学校に行きたくない」理由の核心は担任の先生の態度にあったのです。

友達から借りたものを返すことを忘れてしまうことや、先生に怒られるのが怖くて咄嗟に出まかせを言ってしまう娘は、先生から「嘘をつく子」と問題視されていたようです。友達とトラブルがあって、先生に相談しても、「いつも嘘をつくから」という前置きがされてしまい、娘が一方的に悪く言われることがほとんどでした。



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娘のこれまで(小1行方不明事件)

娘が小学校に入学する直前の冬に我が家は家を建てました。
新しいお家での生活が始まり、そして新入学。
娘は満面の笑顔で入学式を終え、帰り際には、もう新しいお友達が出来て遊具で遊んだりしていました。そんな姿を見て、私も「楽しく学校に通って、友達をたくさん作るんだろう」と安心していました。

それから2週間後、入学して初めての授業参観がありました。

保育園や幼稚園を卒園したばかりの子どもなので、授業の様子もきっと園の延長のようなほのぼのとした感じかな?と予想していた私。実際の授業を見て衝撃を受けました。

子ども達は姿勢を乱すことなく、先生の方を見て授業を受けていて、親が姿を見せても一切視線を逸らさないし、私語もありません。
発表する時は、まっすぐ手を挙げ、指名を受けたら返事をして椅子の左横に立ち、椅子を収めてから、「~~だと思います。」と発表します。言い終わったら「これで良いですか?」と確認して、周囲から「良いです」と返事があってから着席。まるで軍事訓練のような雰囲気で、私はものすごく違和感を感じました。

そんな中で、娘は私の姿を見つけると嬉しそうに笑顔を見せて、こっそり手を振ります。「授業参観での子どもの反応」のあるある、ですよね(笑)。でも、そんな「子どものよくある仕草」が目立つくらい、娘のクラスは軍隊的な雰囲気だったんです。中でも娘の行動で一際目立っていたのが、「ハイ!ハイ!ハイ!」と手を挙げて発表しようとする姿勢。普通は、親の前で手を挙げて発表するのは少し気恥ずかしかったりするので、自信がある時しか手を挙げないですよね。ところが娘は物怖じしない性格なので、質問全てに手を挙げて答えたがるんです。そんな娘に対して、先生がやや辟易したような表情を一瞬浮かべたのを見て、私はなんとなく嫌な予感がしていました。

授業が終わり、帰りの会が始まりました。娘のクラスでは、帰りの会の時に、その日心に残った出来事を発表し合うことになっていました。
ここでも娘は積極的に手を挙げ、

「昼休みに飼育小屋に行きました。ウサギが居て、抱っこしたらフワフワしていてとても可愛かったです。」

とニコニコしながら言いました。
先生は「それは良かったですね」と言いましたが、やや表情を強張らせました。その後2~3人の話を聞いて会は終わり、子ども達は下校。私は保護者懇談会の後、先生に呼び止められ、

「あの、帰りの会で発表したウサギのお話しのことなんですが。実は学校の飼育小屋には4~5年前から動物はいないんです。今日のような虚言もですが、こちらの絵を見てもらえますか?娘さんが書いたものなんですが、悪魔のようなキャラクターが人を逆さに吊っていて、「殺すぞ」といったセリフが吹き出しで書かれています。お子さん、何か精神的に問題を抱えているのではありませんか?」

と言われました。

さっき感じた嫌な予感が当たってしまったような気がしました。保育園の時は先生からとても可愛がられていた娘が、なぜ受け持たれて間もない先生からこれほどネガティブな見方をされているのか、この時は訳がわかりませんでしたし、ショックでした。

娘は空っぽの飼育小屋を見て、ウサギがいたらいいのに・・・という空想をしたのでしょう。この話は「そうだったらいいなと思いました。」という言葉がうっかり抜け落ちただけだったというのが顛末ですが、それだけでいきなり虚言だと断定されたことには本当に驚きました。それから、精神的な問題?を指摘された絵についても、当時、サンリオのマイメロディが大好きだったので、マイメロのライバルでダークキャラクターのクロミちゃんをイメージして描いたものなんです。ベテランの先生であればその程度のことは推測できそうなものですが・・・。今思えば、娘はこの時すでに担任の先生から嫌われていたんだと思います。

それからわずか1週間後、娘が行方不明事件を起こしたことで先生との関係は一気に悪化します。

当時、私はフルタイムで働いていたので、娘は学童に預けていました。しかし、学童は延長保育がないので、学童の後は実家の母に面倒を見てもらっていました。ある日、母は娘と息子を近所の公園に連れて行ったのですが、息子がおしっこに行きたいと言いだしたので、トイレに連れて行きました。戻るまで1分もかからなかったのですが、その一瞬の隙に娘の姿が見えなくなってしまったのです。母は慌てて娘を探しましたが、どこにも見当たらず、私が仕事を終えて18時30分頃に実家へ子どもを迎えに行った時には、狼狽し、憔悴しきっていました。
辺りも暗くなっていたので、警察に連絡をしようということになったのですが、捜索願を出す前に一度担任に連絡を入れておかなくてはと思い、担任の先生に電話をして事情を話しました。その時の先生の言葉は今も忘れられません。

「夕方17時30分以降は外出しないように指導していたはずですよ。それに私、もう自宅に帰ってるんです。今から学校に戻るとなると1時間近くかかるんですけど。とりあえず今から行きますが、教頭に連絡しておきますので、見つかったらそちらへ連絡してください。」

もちろん、娘には17時30分以降は外に出ないように言い聞かせていましたし、これまでそのルールを破ったこともありませんでした。そもそも娘が居なくなったのは16時頃のことです。だからこそ心配して探し回っているのに、先生からは、暗くなっても帰ってこない教え子を案じる言葉の一つもありませんでした。

それから40分程経って、教頭先生から娘を無事保護したと電話がかかってきました。学校へ駆けつけると、娘と別のクラスのYちゃんという女の子が泣き腫らした顔で担任に謝っていました。担任があまりにも殺気立っていて、子ども達が震えて泣きじゃくって話せない状況だったので、代わりに教頭先生が経緯を話してくれました。

1)娘は母が目を離した1分足らずの間に、別の公園に行き、Yちゃんと遭遇。
2)その後二人はYちゃんのお家に場所を移して遊んでいた。
3)子ども達が遊びに夢中になっている間に、Yちゃんのお母さんが外出。
4)Yちゃんのお母さんの姿が見えないことに気が付いて二人で探しに出かけた。
5)探しているうちに迷子になり、コンビニで助けを求めた。

娘が母に何も告げずに出かけたことには落ち度がありますが、その後の娘とYちゃんの行動は仕方がない部分もあったのではないかと思います。途中で娘は何度かYちゃんに「迷子になるから戻ろう」と勧めたそうですが、Yちゃんがどうしてもお母さんを探すと言うので、心配で付いて行ったのだそうです。結局道に迷ってしまい、日も暮れてきたのでコンビニで助けを求めたのですが、1年生になったばかりの子にしては冷静な判断が出来るんだなと、私は妙に感心してしまいました。(もちろん、娘が無断で出かけたことは厳しく叱りましたけど。)

この時唯一、子ども達の気持ちに寄り添ってくれたのが教頭先生で、

「本当に無事でよかったわね(^^)。お店の人に助けてって言えたことはとても立派だと思いますよ。それに2人とも怖い思いをしたんだから、もう迷子になるようなことはしないでしょう。今日は遅いから、早くお家へ帰ってごはんを食べないとね。明日も元気に学校へおいで(^^)」

と子どもたちに声をかけてくださったことで、ようやく担任の先生も怒りを鎮めてくれて帰宅することが出来ました。

しかし、この事件で娘は担任の先生から「扱い難い発達障害児」と見られるようになり、段々追い詰められていくことになります。



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娘のこれまで(0歳~就学前)

先日の記事で「娘の診断はアスペルガーとADHD(注意欠陥優勢型)となったようです。」と書きましたが、実際の診断にはWISC-Ⅲの検査結果だけでなく、娘の成育歴や家族歴なども加味されているので、今回は娘の成育歴について書いてみたいと思います。

【0歳】
・誕生~1ヶ月未満
産声を上げた直後から目を見開いて周りをキョロキョロと見るような素振りをしていました。食欲も旺盛(授乳だけど・・)で、生後1週間も経たないうちから1度の授乳が140mlに(通常は40~60ml)。夜中になると寝かしつけるのに1時間かかり、30分も寝ると火が付いたように泣いて起きていました。その都度授乳(しかも多飲)し、また寝かしつけてすぐ起きて・・の繰り返しで朝を迎えるので、私はフラフラになっていました。多分生後2か月くらいまでそんな状態だったような気がします。

・生後1か月
「あー」「うー」と声が出始め、顔を覗き込んで声をかけると笑顔を見せるようなる。

・生後4か月
寝返りのチャレンジが始まり、何度か寝返りに成功するものの、厚着のせいか6か月過ぎるまではスムーズに寝返りできず癇癪を起していた。親の気を引くために嘘泣きをするようになったのもこの頃。5分ほど泣いても親が姿を見せなかったら「ふう」と溜息をつき、ケロッと泣き止んで何事もなかったかのようにおもちゃで遊んだり・・・赤ちゃんの癖になかなかの演技派でした(笑)。

・生後5か月
離乳食をスタートしたら、初日から10匙を食べ、1か月経たないうちに1日3回食へステップアップ。

・生後6か月
不安定ながらもお座りができるようになる。
つかまり立ちも挑戦しようとする。
NHKのえいごであそぼを気に入って見るようになる。

・生後8か月
バイバイをするようになる。

【1歳~2歳】
・1歳2ヶ月・・・歩く
・1歳3ヶ月・・・走る、自分でコップ飲み
・1歳4ヶ月・・・ひとりですべり台を滑る。初語が出る。(はっぱ)
・1歳5ヶ月・・・スプーンとフォークを使ってひとりで食べる
・1歳6か月・・・歯磨き練習スタート。ベネッセの教材を一心不乱に見入る。

初語が出てから1歳6か月までの間に加速度的に言葉が増えていきました。

葉っぱ・ワンワン・ニャンニャン・柿・桃・美味しい・どうぞ・いいよ・はーい・
あっとー(ありがとう)・あーもう!・木・お花・鼻・クック(靴下)・だめ・ぞうさん・クマ・マンマ・ケーキ・おとーしゃん(お父さん)・おかあしゃん(お母さん)・パパ・ママ・ないない・いないいないばぁっ・ちゅっ・いやー!・ごろーん・握手・Clap!(拍手)・アンパンマン・プーしゃん(プーさん)、色のなまえ(あか・あお・きいろ)等など

1歳半検診でも特に発達の異常は指摘されませんでした。(語彙の多さや色を識別出来ているのがこの時期の子にしては発達が早いと言われた程度)
その他で覚えているのは・・・

・歩き始めの頃からベビーカーを極端に嫌がって抵抗していた。
・ドライブの時、赤信号で止まると泣き出して収拾がつかなくなる。
・恐怖心をあまり持たず、1歳後半からアスレチックなどで遊ぶ。
・出かけると、親から離れて走り回ったり、いなくなることが多かった。
・「自分でする」と言い出したことに手助けをすると激しく癇癪を起す。
・いたずら好きで家の鍵を隠して親を困らせる。
・パソコンを勝手に触っていたのを隠そうとして液晶画面を割る。
・おばあちゃんの携帯を勝手に操作して困らせる。

といったことくらいでしょうか。
ただ、保健師さんが指摘した通り、言葉の発達や色の理解はかなり早かったと思います。2歳なる手前くらいから3語文以上の複語で会話をしていましたし、大人を質問攻めすることもしばしばありました。

【3歳】
・自宅1階のテラス側掃き出し窓の網戸を触って遊ぼうとして落下。
・自宅2階の窓を乗り越え、外壁のフラワーボックスに座って放歌高吟。
・ふざけて後歩きをして再び1階掃き出し窓から落下、上唇小帯裂傷。
・ひらがなを書き始める。自分のなまえを書く。
・インターネット検索を使いこなし、Youtubeで勝手に動画を見る。

【4歳】
・「ひらがな」の他、「カタカナ」「アルファベット」も勝手に覚えていた。
・ヤマハの体験で先生の話を聞かず、勝手に弾くので通うのを延期する。

【5歳】
・ヤマハの幼児科に通い始めたが、終始注意が散漫で演奏時に出遅れる。
・自転車でご近所の車に突っ込んで怒られた数日後、自宅の車にも突っ込む。
・いつのまにか時計を理解していた。

【6歳(保育園年長)】
・音声チック発症(鼻を鳴らす)。
・先天性の絶対音感を持っていることをヤマハの先生から指摘される。
・いつのまにか足し算・引き算・かけ算を理解している。
・ある程度漢字も読めている。

保育園年中・年長当時の担任によると、娘は先生の話をおとなしく聞いているように見えても、行動が伴わなかったり(出遅れる)、逆に手遊びをしていて話を聞いていない様子であっても、質問にしっかり受け答えしたりと、とても不思議な子だったようです。

※上に記載した内容は受診時に提出したものをベースにして、後から思い出した出来事も少し追記してます。



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娘の診断

娘が小児発達の専門医の診察を受けたのは、小学校1年生の夏休みでした。
(診察に至るまでの経緯はまた後日アップしますので、今回は省略します。)
当時の娘は、注意散漫で忘れ物や紛失物が多いといったADHDっぽい特徴が目立っていたのですが、主治医の先生からは「まだ6歳ですから確定診断はできません。ADHDとアスペルガーは似たような症状も多いので、数年経過を観察しましょう。現段階ではADHD疑い(グレーゾーン)です。」と言われていました。

今年、娘が小学校5年生になって、そろそろ発達検査をして正式に診断できる時期かなということで、6月にWISC-Ⅲを受けました。(病院ではWISC-Ⅳも受けられるのですが、数か月先まで予約が埋まっていたので、予約が取り易いWISC-Ⅲを選択しました。)

せいぜい1時間程度の検査だろうと勝手に思い込んでいたので、当日、病院で検査時間が2時間と聞いて驚きました。ついでに、私にも「S-M社会生活能力検査」という調査票への回答を求められました。何の心の準備もなく受診してびっくりしたので、これから検査を検討されている方は事前に所要時間などある程度説明を受けておいた方が良いかもしれません。

さてさて、そんな長時間の検査を集中力を途切らせることなく完遂できるのかしら?と疑念を感じながら娘を送り出し・・・
2時間後、検査を終えた娘に早速感想を聞いてみました。

「絵の並べ替えでトチって(早とちりして)しくった(しくじった)~。それ以外はまぁまぁかな?でもさ、途中で気が付いたんだけど、先生が紙にPとかFとか記入してたんだよね。あれって、Pは正答でFが誤答って意味だよ、絶対。それとね、もしかしてこの近くに建設現場がある?結構頻繁にトラックが前の道路を通ってた。3階だから直接は見えないんだけど、音が結構聞こえるんだよね~。」

先生が何を記入しているのかを推察したり、外を走るトラックの音を気にしていたってことは、やっぱり検査に集中していなかったってことでしょうね。こんなに注意散漫な状態で、正確に検査が出来たのかどうか・・・かなり怪しいかも。

さて、検査結果は・・・。

IMG_2816
※検査項目の詳細は差し控えさせていただきます。

定型発達のお子さんの場合、評価点10が平均の値で、グラフはこの10の付近で大体横ばいになるそうです。娘のグラフときたら・・なんだコレ、三次関数か!と思わずツッコミをいれたくなるような見事な波形。ちなみに一番低い評価点5が娘が「しくった」といっていた問題、次に低い評価点7は迷路の問題だったようですが、結果報告書によると、迷路は娘が後半で飽きてしまい集中力が完全に切れていたらしいです。検査中に注意が散漫になったことがしっかり結果に反映されてますね(苦笑)。そんな状況だったので、正確な検査値と言えるかどうかはわかりませんが、発達の凹凸はしっかり読み取れるデータではないかな思います。

ちなみに上記の項目をIQ値にしたものがこちら。

言語性 動作性 全検査 言語理解 知覚統合 注意記憶 処理速度
144 107 129 139 107 132 111

平均的な人のIQは100付近だそうです。
娘は全体的にややIQが高めで、知的発達がほぼ成人に近いレベルにあるのに対して、社会的理解に少し弱さがあるとのこと。同年齢の普通の子とは興味や考え方がまるで違うので、根本的に会話が成り立たない状況にあるのだそうです。この状況は成人するまで続くだろうとも言われました。また、集中力や根気も平均よりは良い水準ですが、娘の全体バランスからみると凹になるので、今後もフォローが必要とのことでした。

こんな感じでざっくりと検査結果について説明があった後、先生から「娘さんは音に過敏だったりしない?」と訊かれました。質問の意図がよくわからなかったのですが、過敏さは見受けられないものの、娘が先天性の絶対音感を持っていることを伝えると、「あ~やっぱりね!これは確定だな。」と呟かれました。
それ以上の説明は特になく、

「お母さん、娘さんの結果は実に面白いですよ。僕があれこれ言うより、インターネットで色々情報を集めて理解してもらった方が良いと思います。この結果は差し上げますから、是非インターネットで調べてみてください。」

と結果を手渡されて話が終わりました。

電子カルテには、アスペルガー症候群とADHDという記載があるのが見えましたが、特にそのことについての説明はありませんでした。
カルテに記載があったということは、娘はアスペルガー+ADHDなんだろうけど・・・でも、面白いとはどういう意味なのか・・・とモヤモヤしながら帰宅。

低学年の頃の娘はADHD的な症状から起こるトラブルが多かったので、ADHDに対するフォローがとても有効でした。しかし、完全な解決には至らず、4年からまた登校しぶりが始まりました。娘の学習スピードと学校の授業進度が合わないことや、友達に理解されず、攻撃されるストレスで、一時期は教室に行けずに保健室登校をしていました。通級の先生が対策を講じてくれたりしてなんとか教室に戻ることが出来ましたが、その後も娘はナーバスな状態が続いています。
正直なところ、ADHDやアスペルガーにフォーカスした支援ではもうあまり打つ手がないのでは・・と感じていました。検査結果で指摘された通り、娘には意気投合してくれる友達が少なく、学校では1人で過ごすことが多いです。大勢と仲良く交流したがっている娘にとって、今の学校生活は本当に辛いだろうと思います。

検査結果をもらった時は、これ以上何をどうしたらいいのかわからず、暗い気持ちになっていたのですが、主治医の先生に言われた通り、ネットで色々調べていたら、アスペルガーと似て非なるギフテッドや、2E(ギフテッドと発達凹凸を併せ持っている)という存在を知りました。娘はギフテッドのような高IQではありませんが、やや高めのIQに発達凹凸を持つというコンディションは2Eと呼ばれる状態に似ていて、2Eについての記事は参考になる部分がとても多く、これからの娘の成長のヒントになるのではないかと感じています。

今の時点でどのような支援が出来るかはわかりませんが、これから2E教育についての情報を取り入れつつ我が家でも出来ることにチャレンジしていきたいと思います。

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我が家の凸凹キッズ

前回の更新からまた随分とご無沙汰してしまいました。
そもそもはインテリアや旅行など趣味のことを書こうと思って開設したブログですが、仕事と育児に追われてほとんど放置していました。

実は我が家、発達凹凸キッズを育てていまして。

そんなこんなでここ数年、インテリアに凝ったり、旅行に出かける余裕もなく、ブログの再開は考えていませんでした。ところが先日、我が家の事情を知っている友人から「同じ悩みを持っているお母さんのために本を書いてみたら」と勧められ、さすがに本を書くのは無理ですが、このブログで我が家の発達凹凸キッズの育児について書いてみようかなと思った次第です。

まずは、うちの子について。

我が家には、現在小学校5年生の娘と3年生の息子がいます。
どちらも幼少時から何かと手がかかる子ですが、その育て難さの原因が「普通とは違う発達の凹凸」にあることを知ったのは、子どもが就学してからでした。

娘は小学校1年生の時にADHD(注意欠陥多動性障害)グレーゾーンと指摘され、普通学級に在籍しながら通級指導教室に通っています。
天真爛漫で知的好奇心が強く、見たもの聞いたもの全てに興味を持って手当たり次第吸収しようとするため、いつも頭の中が忙しく、持ち物の管理など目の前の細かいことに気が回らないという特性を持っています。

小学校3年生の息子は、娘の経験から「息子も確実に発達凹凸がある」と感じていたので、年長の時点で発達検査を受けました。ADHDと特徴が似てるが、おそらくアスペルガー症候群でしょうと主治医に言われています。息子は視覚優位で、空間認識や図形認識に優れていますが、短期記憶が弱いため、「字を覚えること」や「数の操作(計算)」に困難があり、就学と同時に通級を開始しました。

2人ともかなりの発達凹凸がありますが、それぞれ発達特性も性格もまるで違います。違い過ぎて親は全力で右往左往しています!(笑)
これからは、そんな我が家のドタバタな子育て記録を中心に綴っていきたいと思います。(発達凹凸児と共存できるインテリアも模索中なので、そういったネタも展開できるといいな~と妄想中。)

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