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お坊ちゃま先生

日本では、お医者様=お坊ちゃま(お嬢様)の率ってかなり高いと思いませんか?医師になるのに相当な資金力が求められるという社会背景を反映しているのでしょうね。もうすぐ前首相の肩書きになる麻生氏も「医師の常識は世間では非常識であることが多い」との発言で一部(医師会)から猛烈な批判をされていましたが、唯一この点では麻生氏の見解は間違っていないと思います(苦笑)。あ、もちろん医師の全てがそうだとは言いません。良識も常識も持ち合わせた優れた医師も多数いらっしゃると思います(私はあまりお目にかかりませんけれども)。

残念ながら、我がボスもどちらかというと麻生氏の仰る医師像に近いです。
経営者としては非常に優れていらっしゃいますし、尊敬もしています。しかしやはり良家のお育ちであられるためか・・・我侭なところも多分にあり、我を失うと恐ろしく自己中心的な被害妄想に陥ることが多く、秘書としても業務上困ることが多々あります。

そんなわけで、本日もトラブルが発生。

とある会合で御講演予定の講師の先生が本日ご到着される、と今朝になって御本人とボスの電話で知らされ・・・そのスケジュールが事前に主催者側からボスへ“秘書を通さず”に伝えられていたことも発覚(ちなみに秘書を通さずにいただいた書類すべて紛失されていらっしゃいました)。そこへボスが講師の先生をお迎えに行くと勝手に返事をしてしまったのですが・・・本日はボスが午後の診察担当ですので外出は不可能です。それをお伝えしようとしたところ、早速問題の論点がずれ始めました。

講師の先生が仰った到着予定時刻が交通機関の時刻表と4分ずれていたのです。時刻表が間違っていることを何故(交通機関に)電話して確認しないのかと激怒されました。出発予定が4分ずれているとすれば確かに大問題ですが、今回は船便の到着予定時刻ですから・・・。正常運航でも5分のずれなど容易に起こり得ることは常識です。結局、お客様の仰った到着予定時刻は正しくて、ボスが気に入って利用されている時刻表のミスプリントだったことも後に判明しました(しかしそれでも時刻表が正確であり講師の先生のスケジュールが間違っていると思い込んでいらっしゃいます)。

ここで問題なのは時刻表のミスプリントではなく、秘書にスケジュール確認も取らずに不可能な外出予定を決めて、それをお客様にお伝えしてしまっているというボスの行動です。
ですが、ボスは秘書が時刻表のミスプリントの責任追求を交通機関へしなかったことに不満を募らせていて、本日のスケジュールをどう調整するのかという話に触れさせてくれません。

「今後は時刻表を信用せずに、毎回フェリー会社に直接電話して確認すること」
「3分の間違いは医療現場では命に係わる大事故に繋がる。」
とキツクお叱りを受けましたが・・・。恒常的に2~3分のズレはご了承くださいと明示している船便の到着時刻を1分1秒のズレもないよう確認を取るなどという非合理的なことに時間を割く訳には参りません。また、3分程度の誤記より医師が診察を30分以上放棄して勝手に外出してしまうという事態の方が大事故に繋がることは誰の目にも明らかです。
というわけで、秘書といたしましてはトラブル防止のため、今後は主催者側にすべてのスケジュールを秘書に伝達することを徹底していただくよう“再度”お願いしたいと考えています。

企業トップが上司だったら、こんなシチュエーションあり得ないのでしょうけど(苦笑)。
常識が通用しない相手への対処法をご存知の方、ご教示願います。

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